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まび記念病院
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〒710-1313
岡山県倉敷市真備町川辺2000番地1

専門外来

リウマチ

リウマチとは

リウマチとは、免疫の異常に基づいて全身の関節、血管を中心とした炎症症状を呈する一連の疾患を膠原病と呼ぶ、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎などがこの中に分類されます。

女性に多い関節リウマチ(RA)

慢性関節リウマチとは、全身の関節、特に手足の関節が炎症を起こして腫れや痛みが生じ、関節を動かし始める時、特に朝起きた時の手足のこわばり、全身の倦怠感や発熱、しびれ、などの症状が出る病気です。
進行すると、関節の骨や軟骨が破壊されて関節が変形したり、機能障害を起こしたりします。
2009年に圧痛(腫脹)関節数、血液反応、滑膜炎の持続期間をもとにした新しい診断(分類)基準が定められました。
慢性関節リウマチというと、高齢者の病気と思われがちですが、実は発病のピークは30~50代で、男性より女性の患者がずっと多いのが特徴です。

基礎療法

基礎療法とは、日常生活において関節に負担をかけないようにすることや、健康を維持して病状を悪化させないように体調を管理することです。
例えば、手首や指の関節を酷使しないように調理器具やカップなどの持ち方や使い方を工夫したり、荷物は手で持たないで肩にかけたりしましょう。
また、日常の動作をやりやすくするための自助具もあるので、必要に応じて利用するといいでしょう。
また、過労や睡眠不足、ストレスを避け、栄養バランスのよい食事をしましょう。肥りすぎは関節に負担をかけるので適性体重を保つことも重要です。寒さや冷えも症状を悪化させる原因になるので気をつけましょう。

薬物療法

関節リウマチ(RA)の治療は、免疫異常の是正による疾患制御を目的とした抗リウマチ薬(DMARD)や生物学的製剤を中心とした根本療法、及び、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)や合成糖質コルチコイド(ステロイド薬)を中心とした対症療法(補助療法)の二本立てで行われます。

手術療法

薬物療法やリハビリテーションでは病気の進行を止められず、日常生活に支障をきたす場合などに手術が行われます。
手術には、炎症を起している関節の滑膜という薄い膜を取り除き、痛みや進行を抑えるための滑膜切除術や、ひざや股などの壊れた関節を切除して代わりに人工関節を入れる人工関節置換術、変形して安定が悪くなった関節を固定する関節固定術などがあります。

禁煙外来

当院では禁煙外来を行っております。
タバコをやめたくてもやめられない喫煙習慣のことをニコチン依存症といい、治療が必要な病気とされています。 最終的にはさまざまな疾患を招く結果となりますので、早めの受診をお勧めします。

喫煙が招く疾患:COPD(慢性閉塞性肺疾患)

COPDとは、タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入曝霧することで生じた肺の炎症性疾患です。
病気の原因は明確にはなっていませんが、ほとんどの患者が喫煙者であるため、喫煙との因果関係は明らかです。欧米などでは、喫煙者の約30%が発症しているとも言われています。
ただし、同じ家族内の患者も多く見られるため、遺伝性因子も指摘されています。

初期症状は気流閉塞からくる運動時の息切れですが、症状が進むと安静時に呼吸困難を起こすようになります。また、一度発症してしまうと、病気の進行を止めることはできません。

ですので、発症させないことが大切であり、そのためには禁煙がいい手段となります。

もの忘れ外来

もの忘れ外来とは

「もの忘れ」が気になる方の専門外来です。
最近、配偶者や親の「もの忘れ」が気になりだした⽅はいらっしゃいませんか。
「もの忘れ」は年齢とともにある程度は⽣じてきますが、進み⽅が早い⼈はアルツハイマー病などの認知症が始まっている場合があります。
最近はそのような「もの忘れ」が病的なものかどうか早期に診断し、治療を始めることができるようになりました。

以下のような気になることがありましたら、ご相談ください

  • 物を置き忘れたり、記憶を辿ることができない。
  • 家庭や仕事場、旅先で今までできていたことができない。
  • 読んだり⾒たりしたものの理解や位置関係があやふや。
  • 日常生活に支障を来すもの忘れ。
  • 計画を⽴てたり⽇常的な仕事が困難。
  • 会話や書字がとぎれる。
  • 判断⼒が低下、または乏しくなる。
  • 気分や性格の変化。

診察時間

第2・4週 火曜日 9:00~12:00 14:30~17:30(受付16:30時まで) / 土曜日 9:00~12:00

AI脳健康ドックを受けられます

加齢や様々なストレスなどで10年以上前から萎縮が始まるとされる認知症の経年変化を可視化することで早期の認知症対策、認知機能低下の予防に繋がります。詳しくはこちら

肩関節外来

肩関節外来とは

「肩の痛みで困っている」方を対象に専門外来を行っています。
当院は、倉敷中央病院 肩関節センターと連携し、この度、肩関節疾患について特に専⾨知識を有する先⽣が⾮常勤医師として、毎週土曜⽇の午前診察を担当するにあたり、「肩関節外来」を開設いたしました。

患者様からよくある肩関節の症状の訴え

  • 関節が硬く、⼿があがらない。
  • じっとしていても痛みがある。(強い痛み、じんわりと痛む)
  • 夜、痛みで⽬が覚める。
  • 髪を洗う、洗濯物を⼲す、アイロンをかけるなど⽇常動作で痛みがある。
  • ベルトを通す、エプロンのひもを縛るなど後ろに⼿を回すと痛みがある。
  • 肩が抜けそうな感じがある、肩に違和感がある。

診察時間

毎週土曜日 9:00~12:00(初診受付11:30まで)

担当医師

倉敷中央病院 整形外科 肩関節センターより専門の先生が担当いたします。

めまい・睡眠外来

めまい・睡眠外来とは

「めまい」「睡眠」が気になる方の専門外来です。
めまいはよくある疾患でありながら、その原因は多岐にわたっており多くの患者様が経験します。
また、睡眠は心身の疲労回復をもたらすとともに、記憶を定着させる、免疫機能を強化するといった役割も持っています。
少しでも気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

以下のような気になることがありましたら、ご相談ください

  • 身体がふらふらする。
  • 床が揺れている感じがしてまっすぐ歩けない。
  • 天井がくるくる回っている感じがする。
  • 途中で起きてしまい眠れない。
  • 朝早く起きてしまう。
  • 熟睡できない。
  • 日中眠くて仕方ない。

診察時間

毎週木曜日 14:30~17:30(受付17時まで)

担当医師

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医の先生が担当いたします。